君にグロースハックはいらない
Viling Venture Partners さんに「グロースハック」について話してほしいと依頼されて、講演用に作ったスライドを公開しておきます。
『君にグロースハックはいらない』というタイトルは別にグロースハックを dis っているわけではなく(というか『君に友達はいらない』からのパクリなのですが)、growth hack はいずれ必要になる方法論が多いかなと思います。ただ 74% のスタートアップの死因が premature-scaling という報告もあるように、あまり初期においてスタートアップが (細かなテクニックなどを中心に膾炙してしまっている) グロースハックの手法に力を入れてスケールしてしまうと、意味がないどころか自分の首を絞めるだけなのでは、という考え方を中心にまとめています。
代わりに目指すべきは Product/Market Fit であり、その中でも一つに絞るとすれば retention かなと。そのためにどういう風に進めていけばいいのか、というのを事例含めてお話ししたつもりです。
とはいえ別にこれが完全に正しいというわけではないので、考え方の一つとしての提示です。やっぱりどうしても YC 的な考え方に寄ってしまってますが、とはいえ色々グロース系のは読んだり相談に乗らせていただいたりした結果の実感とかが籠っているので、まあ何かの参考になれば幸いです。