アイデアコンテストのコツは、審査員の知らない「ユニークな洞察」を言えるかどうか
2 min readApr 4, 2017
UTokyo 1000k という東大生限定の製品アイデアコンテストを今年も実施させていただくことになりました。こうしたアイデアコンテスト全般に言えることですが、コンテストで勝てるかどうかは「審査員の知らないユニークな洞察」が言えるかどうか、というところに大きく依存しているように思います。
例えば、
- 審査員の知らなかった、顧客の意外な課題や要望
- 一部の人しか知らない先端技術や既存技術の組み合わせ(によるユニークなアドバンテージ)
- 意外な提案にも関わらず、顧客から実際に引き合いやトラクションがあるという事実(たとえばAirbnb の設立当初などは、他人の家に実際に泊まる人が何人もいた、という事実)
などなど、Peter Thiel 的に言えば「賛成する人のほとんどいない大切な真実」、Chris Dixon 的に言えば「秘密」を知っていて、それをうまく伝えられるかどうかが勝利の鍵、と言えるかもしれません。
Y Combinator のオススメするピッチの構成の中にも「ユニークな洞察」の項目が入っています (こちらの記事でも)。その YC お勧めの構成を参考にして、UTokyo 1000k 用には 3分ピッチテンプレート(ダウンロード可)を用意しています。アイデアをまとめるときの参考にしてください。内容としては以下の 7 つになります。
- 課題
- 解決策
- マーケットサイズ
- トラクション
- ユニークな洞察
- ビジネスモデル
- チーム