Oct. 31; Homejoy and On-demand Economy

世界のスタートアップシーンのインフォグラフィック。日本は起業家の人口比率が最下位から 4 番目だそうです(下からスリナム、プエルトリコ、イタリア、日本の順)。スタートアップの数は US が4.8M と圧倒的ですが、インドが 2.0M、インドネシアが 771,000 とこれはすごいなぁ。東南アジアに行きたがる気持ちもわかります。ナイジェリアとドイツでスタートアップの数がほぼ同じというのも意外(スタートアップというより個人商店も含んでる気もしますが、データの出所がわからない)。

インキュベーションは Canada が頑張っているみたいで、トロントの生活コストはやっぱ安いなぁと。SF は生活コストが高すぎですが、投資家の数が 9,842 と圧倒的。でももっとエンジェルの数はいるという数字もあるので、投資家ミーティングが多そうでそれはそれで大変そうです。

Wikipedia に対する10年前の否定的なコメント群から、「次に大きくなるものは、最初オモチャのようなものから始まる」論へのつなぎ込み。Chris Dixon はやっぱりいいなぁ。

オンデマンドエコノミーのスタートアップを作る時の 10 つのステップ。ビジョン、マーケットサイズ、Go-to-Market、ユニットエコノミクス、Retention、Supply side、Operational Excellence、Market Growth、Network Effects、Technology Leverageと非常に包括的。frequency が悩ましいところですが、Uber も最初は低かったと考えるとどの辺が最適なのでしょうね。

Homejoy の失敗の原因をインタビューなどを通して解析。訴訟が問題というよりも、やはり retention と LTV あたりが原因っぽいですね。初回の顧客の満足度が低いというのも、高スキルが必要からかなと。あとは SV にありがちな、revenue よりも growth を追いかけてしまった結果、という話もあります。

Homejoy の従業員目線の Homejoy 語り。こういう従業員目線の失敗談が出てくるのはほんとうに参考になります。FOMO で Europe に進出したのがモメンタムを殺すことになった、というのはスケールの難しさを感じます。あとプロダクト自体が、ペイメントとスケジュール、デマンドのファシリテーションだったはずなのに、それを「ホームクリーニング」がプロダクトだと勘違いしていた、という指摘は耳が痛いところです。あと growth がすべて、みたいな金言に惑わされるず、Business 101 (unit economics 的な) をちゃんとやろうとか、将来のためではなく現在のためにものを作ろうとか。

Software is eating the world, but it isn’t eating it proportionally. Figure out which parts of the problem can be solved with software right now and which can’t and then move on というのは仰るとおりだなぁと。

オンデマンド系の話が上に続いたのでこちらも追加で。The End of Big の著者が語る、M&A がどの業界でも大きくなってきたというのは、スケールすることが競争優位性を意味しなくなってきたということを意味するのでは、という話。99designs でロゴを作り、Legalzoom で法務を行い、Shopify でストアを作り、というのができるようになってきている。この辺もう少し考えてみたいところであります。

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The University of Tokyo, Ex-Microsoft, Visual Studio; “Nur das Leben ist glücklich, welches auf die Annehmlichkeiten der Welt verzichten kann.” — Wittgenstein

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