Nov. 8; Never comes soon

Ben Evans による「モバイルのエコシステムと PC の死」、あるいは「テクノロジの世界では never が 5–10 年以内に起こる」。今やスマホと PC の販売台数は 5:1 でタブレットをモバイル側に含めると今後 10:1 に今後 5 年間でなっていくという、新しいスケールのエコシステムが生まれつつある、と。

モバイルなんておもちゃが PC に置き換わるわけ無い、と思われるかもしれませんが、歴史を振り返ってみるとかつてリアルワークだと思われていたタイプライタや計算は Excel に代替されて、PPT にペタペタ貼るようになりました。それでも実は PPT を作るっていうのは仕事ではなくて、本来的には SaaS でビジュアライズできてればいい、とか。リアルワークはツールによって変わっていく、というのはほんとそうですね。あとは Mobile Report の詳細な解説。もうモバイルと PC の垣根もかなり曖昧になってきてて、違う点と言いえば Wintel 同盟のものか ARM を中心としたものか。

未来は常におもちゃのような、リアルワークではないものから始まる、というのは仰るとおりだと思うのですが、その例として Onshape を出してくるのは流石だなぁと思いました(a16z の投資先)。

関連してモバイルのダウンターン。特にモバイルのコンシューマアプリでの厳しさについて。USV の投資先としても、2004–7 年は 57% がコンシューマだったのに、今や 35% に下がってきているそうです。でもコンシューマアプリを作ってくる起業家はまだ多いとのこと。

Fred の元ネタとなった記事。過去 4 週間で 45,000 の新しいアプリが App Store にサブミットされて、ランク 1,000 の中に入ったのはほぼ 0%、とのこと。それを考えるとマネタイズはさらに難しい状況なのでしょうね。ちなみに CAC は $4.14 とのこと。

August でホラクラシーを一部採用した話。ホラクラシー実現用にGlassFrog っていう SaaS があるんですね。なかなかお高め…。

Product Hunt で最初の 2000 人のユーザーをどうやって獲得したか。ちゃんと do things that don’t scale をして、プロダクトを作る前にコミュニティを作ってとやってますね。登録してくれた有名人にいちいちメールを打ったり。しかし Ryan がもともといろいろなところに記事を寄稿していた、というのは強いなぁ。

最初のユーザーがそのプロダクトを決める、みたいな話も良い話だなと。実際 Product Hunt のベータユーザーだけの Slack team があるんですけれど、すごくカジュアルに盛り上がってて(gif とかいっぱい)、コミュニティの色が強いなぁと思います。

Expensify の長戦略。130% growth in 2014 とのことですごいなと。どうやって見つけてもらうかとかリードを取るか、よりも、low CAC に到達するためにマーケティングやセールスを統合させるとか、あとデータが大量にたまるまで待たず感覚を信じろ、とか。あと onboarding のときのメールの派手さじゃなくて、タイミングや CEO 自身がメールをきちんと打つ、とか。do things that don’t scale 感があって好ましいです。スタートアップだからこそベストプラクティスに頼るのではなく、自分で見つけていかなきゃいけないというのは日々感じるところです。

Written by

The University of Tokyo, Ex-Microsoft, Visual Studio; “Nur das Leben ist glücklich, welches auf die Annehmlichkeiten der Welt verzichten kann.” — Wittgenstein

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