Nov. 7; “成功”を考えなおそう

Taka Umada
4 min readNov 9, 2015

RoR (あるいは Rework / Remote) の DHH による、ディスラプトだとかユニコーンだとか綺羅びやかなものを成功だと単純に受け入れるのではなく、自分にとっての成功を「考えなおそう」。

資金調達したら自分のペースでは歩けなくなるし、売りたい人に売れなくなるかもしれない。それに正直な仕事ができなくなる。あと誰もがどのビジネスがユニコーンになるかなんて分からない、と言っているので、合理的な考え方としては、自分のやりたいようにする、というのが正しい、というのは仰るとおりだなと。

VC は VC で、彼らのビジネスとして、彼らの商品としてのスタートアップを作り続けるために、あるいは彼らの生態系の外で良い会社が生まれないように、継続的な PR を続けてますが、VC の管轄ではないと思いますが、こういう人たちにもっと成功してもらいたいものです。

Paul Graham もスタートアップは所詮人生の一つの問題でしかない、と言ってたり、Sam Altman も極力プロジェクトであるように、Ryan Hoover もプロジェクトの楽しさを忘れないように、とか口を揃えて言っているので、向こうはやっぱり変な熱狂とかあるのかなぁと思います。

Slack Bot などのメッセージングの UX。メッセージだけで完結するんじゃなくて、それに加えてフォームみたいな UI を出す、というのは確かにいいなと。対話型とまとめるとコマンドラインもそうなってしまいますが、自然言語でそれができる、というのは何かしらのメリットがあるのかもしれませんね。

YC のインタビュー対策。そういう季節ですね。こちらは実践的でとても良いなと思いました。

どのタイミングで投資家と会うべきか。年によって違うけど 2016 年は funcitonal MVP が最低ライン、という意見。MVP なしで挑むのは、1995 年にビジネスプランなしで挑むようなものだ、というのは面白い比較だなと。MVP をきっかけにいろいろな議論ができるというのは仰るとおりだなぁと思います。

CB Insights のカルチャーコード。humble, helpful and human というのは面白いですね。Learn に重きをおいている印象。

ちょっと古いですが、ソーシャル系の特徴として全DLユーザーのうちの 30% が月に一度は使い、10% が毎日使い、デイリーユーザーの 10% が同時に使う(マックスで)、という話。今はどういう比率が一般的なのでしょうね。

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Taka Umada

The University of Tokyo, Ex-Microsoft, Visual Studio; “Nur das Leben ist glücklich, welches auf die Annehmlichkeiten der Welt verzichten kann.” — Wittgenstein