Nov. 29, Survive

Taka Umada
6 min readNov 30, 2015

Twitch の Justin Kan が振り返る成功の要因。「生き残れ、そして成長しろ」。

自分たちが天才だったから Justin.tv や Twitch が成功したのではなく、単純に、成長するマーケット(かつて彼らが創業した頃のオンラインとモバイルと eSports)に身をおいて、それを続けたから成功したんだ、という振り返りです。重要なのは、今は小さなユーザーでも、デファクトを取って、マーケットが大きるまで生き残り続けられれば会社も大きくなる、というところでしょうか。そういう意味でも、many likes < fewer loves の話は納得行くところですね。ただそのマーケットがどこなのか、というのを当てるのが難しいなとは思いますけれど。

RoR の DHH による「ビリオネアになった日」。Jeff Bezos が Basecamp に投資したいと言ってきてお金持ちになったあとに気づいたことは、もちろん大きめのテレビとかランボルギーニとかを買ったけれど、でもフロー体験や静寂はすでに持っていて、それが重要だった、という話。The best things in life are free. The second best things are very, very expensive. というシャネルの言葉はたしかになぁと。

スタートアップの正しいはじめ方。正しい始め方というのは特になくて、ミッションベースでも、お金が目的でもいいのでは、という意見。passion comes from success という説もあったり、Whatsapp の二人も途中でやめようとしてたり、と聞くと何が成功に結びつくのか分かりませんね。シリコンバレーの強さは、hater がほとんどいなくて、そういう細かいインタラクションが様々な物事を前にすすめる効果があるのかも。

スタートアップのマーケティングについて。low CAC を目指すために、競合調査して、競合が使っていない(あるいは使おうとは思わない)やり方でマーケティングすることとか、仰るとおりだなぁと思います。あと顧客にどういうサイトを見てて、どこでニュースをゲットしているかを聞くこと。そしてそのチャネルに集中すること。あとは別のインダストリーのやり方を学ぶ、という tips もいいですね。

Product Hunt の iPhone 版アプリのユーザーテストを勝手にしてみました(そして新しいものを提案してみます)、という記事。特にこれといって特徴はないですが、きちんとやってる人はさすがきちんとやってるんだなぁという印象です。PH を例にしたひとつのウォークスルーとして読んでみるのがよいかも。最近話題になってた empty state に関する言及も。

term sheet にかかれている中で重要な項目 4 つ。voting rights, dividends, liquidation preferences and participation, anti-dilution に関する解説。例つきで分かりやすいですね。

いやー素晴らしいですね。Intercom でのプロダクトマネジメントの方法、あるいは仕事の仕方。意思決定の仕方、明確な説明責任、軽量で透明で包括的なロードマップ、ゴールセッティングの文化、という 4 つの軸をベースに、彼らがどうやってプロダクトを作っているかを解説してます。とはいえ各会社のカルチャー次第なので、これがすべての会社に応用できるとは限らない、という但し書き付きで。

「大きなローンチより小さなステップを」「何かを作ろうと考えた時、デイリーとウィークリーのゴールを考える」「仕事のための仕事と戦う」とか。あとは本当に説明責任が明確なのだなと。プランの建て方も things we believe in から始まってていいですね。あと顧客との会話を customer success team がタグ付けして管理してるというのもいい。あと Project Belief もいいですね。

Weekly のゴールセッティングも動きの早いスタートアップらしいのと、Weekly Demos は Pixar っぽいなぁ。あとホワイトボードでのデイリーのゴールのシェアとかいいですね。真似したい。

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Taka Umada

The University of Tokyo, Ex-Microsoft, Visual Studio; “Nur das Leben ist glücklich, welches auf die Annehmlichkeiten der Welt verzichten kann.” — Wittgenstein