Jul. 13, Next Big Thing のサーチモード

buzz ってた記事。投資先が多様になってきている今、next big thing のサーチモードに入ってきているという説。

以前のサーチモードの時期の例としてはインターネットバブルが終わった後の 2002 年とかで、Clean Tech とか Nano Tech などに多様化したけどリターンが出ず。で、あれよあれよと Facebook や Twitter が出てきてソーシャルが、そしてモバイルが出てきてアプリやシェア領域が盛り上がったという過去が参照されてます。

今はそれらへの投資が終わりつつある今、改めて next big thing へのサーチモードに入って、ハードウェア、バイオ、エネルギーなどに投資し始めてると。2002 年の再来です。今回の悪いサインとしては、起業家ドリブンじゃなくて、これまでのモバイルへの投資とかで下手に自信を持ってしまった投資家たちがテーマドリブンになってることが指摘されてます。

スタートアップだけの問題だけじゃなく、単に世界的に投資先に悩んでるという感じもしますが、個人的にも投資家サイドが設定するテーマドリブン過ぎるのはあんまり好きではなくて(投資側が未来を予測できるとはあまり思っておらず……)、もっと果敢に探索していくためにも、政府や投資サイドからテーマを指定するんじゃなくて、起業家のセンスに賭けるようなことが必要なのかなと。あんまり特定領域に投資が集中しすぎると探索につながりませんし。と同時に、次の next big thing、たぶん今はおもちゃのようなものを見つけなければいけないのかなぁと。

関連して Paul Graham。

正しい方向へ進もうと四苦八苦するのは辞めて、正しい方向なんて一体どっちなのか全く検討もついていないことを認めよう。そのかわり、変化の兆しに敏感になれるよう努めるべきだ。

Fred Wilson のスタートアップの成功法則、「運を掴め」あるいは「運を掴める機会に身を晒せ」。先日書いた記事と似たような話かもです。良い不確実性と確率に賭けること。

人は完璧なストーリーを描きがちで、まるで完璧な判断が行われて成功したように後付けでは見えますが、Jobs もみんな不完全な情報下で判断して成功したというのは仰る通りだなと。

Facebook 以外の SNS が成功する確率は十分あって、Zuckerberg 以外に成功する可能性はあったと思うんですが、残念ながら挑戦してなかった私がそうなる可能性は一切なく、逆に挑戦してた Zuckerberg が成功する確率は十分あったんですよね、と思い返します。

Sam Altman による後期ステージスタートアップへのアドバイス。

これは深圳に興味がある人必見では。良いドキュメンタリーです。HAX とかも。

学際研究にはお金が付きにくいという研究。逆に考えると学際研究こそ未開拓領域で堀り甲斐があるのかもですね。

素晴らしいです。>世界が良くなっていることを示す 10 個のチャート

研究への投資金額から見る、「10年後の中国は凄そう」感。研究への投資がこんなに指数関数的に伸びてるとはびっくりです。ただ基礎研究周りへの投資はほぼしてないみたいですね。

Twilio の創業者 Jeff が 2008 年に USV の Fred Wilson にしたピッチが、最も良いシード投資用のピッチだったという話。

Jeff「この汚くて複雑な電話の世界を 5 つの API に減らす」
Fred「まさか、不可能だ」
Jeff(おもむろに PC を開いて 30 秒ライブコーディングして Fred の携帯電話で鳴らす)
Fred「…凄い」

こういうピッチ受けるとホント印象に残りますよね。

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