Jan. 30; Slack Magic Number

Slack の $1B に到達するまでのStrategy。というか、どうやって彼らがベータ版を出して、顧客の声を聴きながら Build-Measure-Lean ループを回してきて、製品開発だけでなくプロダクトのポジショニングや magic number を抑えて成功したのか、という綺麗な良い話です。

どうやって他のツールから移行させてきたか、というところで、 ユーザーの30% 程度は HipChat などの他のツールからと答えて、残りの70%程度が「インターナルコミュニケーションツールは特にない」という回答をしてきた、というのは驚きですね。メールとかをそういうカテゴリとして捉えていなかったから、ということのようですが、その「特にない」と回答したことをよくよく考えて出した、Slackがやるべき仮説というのが「顧客にこのプロダクトカテゴリを教えること」、つまりfilling poorlyなデマンドに対して、Slack がよりよいソリューションであると priming すること、というのは面白いインサイトを導いてきたなぁと。そしてEnterprise向けにチームコミュニケーションツールとして売り込むことで、CIO承認のいらない、Bottom-upでのSalesが可能になり、それがキーだったと。まさに今生まれつつあるマーケットにおいては、そうしたプロダクトカテゴリを認識させることそのものが、Go-to-market の戦略である、というのは面白い。

Magic Number を押さているのも強い。平均的な10人のチーム構成だと、2,000 メッセージを超えたら 93% の retention になる、というのはこれ系のプロダクトの参考になりそうな数値です。あとすべての顧客からのメールや月々8,000の Zendesk のチケットと 10,000 のツイートすべてに返信する、というサポートの強さにも驚きです。SlackというプロダクトにWufooに似た暖かさを感じるのはやっぱこのユーザーフィードバックを重視する文化故なのですかね。

まさに If your product is Great, it doesn’t need to be Good ですね。いやはや心洗われるいい話でした。

Monthly の投資家向けアップデートにどういう情報をまとめるべきか。ステージによって違うとは思いますが、この辺まとめたほうが良いかもしれないですね。

投資家サイドから見た seed round の価格の決め方。短めでまとまっているので、起業家側が見るのに便利です。

Mattermark が予想する、2015年のSeries A調達をするんじゃないかスタートアップ20選。計算式が載ってるので勉強になります。
今のところ 17,120 のシードステージのラウンドを終えているスタートアップをプールとして考え、そのうち3年以内に調達したのは38%の6,537なので、そこから Mattermark の growth score でカットすると 4,298。そこから昨年のSeries A平均の状態(Series A の median は 5M で、チームサイズは15人)に近いところを選ぶと 2,045。そして growth score が大き目のところを選ぶと 1,220。Andでもうちょっと厳しくすると750になって、その中でも特にスコアが高くなっているのが選ばれた 20。

シリコンバレーの投資家一覧 100。半分ぐらい知らないなぁと。まだまだ勉強が必要です。

TechStars の Barclay Accelerator に入ってた Squirrel のインタビュー。340 の応募数だったんですね。やはりTechStarsは mentor-driven だなぁ、と。100 人近いメンターに最初の3週間で会うところとかほんと。

ということで how techstars works 最新版。もう完全に support network がメッセージの中心になってますね。

Series B のトレンド。Median は着実に増えて、案件数は2013年ぐらいから徐々に微増。Series B が2012年前のC レベルまで挙がってきてる、というのは印象として出てくるのは納得だなと。

2015年1月時点の Unicorn club 85社の industry 別の割合とか。Uber と Xiaomi を除くだけでかなりグラフが違ってくるというのは面白いですね。

Atlanta Startup Villageに731の登録が。2年前に始めたときの20倍に、とのことなので、かなり成長してます。さすが。

MA州での 2014 年の fundraising まとめ。やっぱ healthcare 系が強くて金額ベースだと 46%。

おお、こんなデータが。Nielsen によるスマホの利用率動向。アプリの利用率が全体的に伸びている、ということですが、アプリの利用数自体に変化はなくて、時間だけが月間 23 時間 2 分 (2013年)から 月間 30 時間 15 分に伸びてる。Growth してる分野はエンタメだそうですが、確か他のデータでは音楽系がかなり伸びてたはず。

Chris Dixon と Peter Rubin による VR/AR に関するポッドキャスト。Apple も VR のエンジニア雇ってるんですね。3DS を low-fidelity なバージョンと位置づけてるところとか、HoloLens の話題とか、最近の動きを知る上で便利です。

Bessemer の 2014 年のまとめ。Twitch とか Skybox とか DropCam に入れてたんですね。この3つは $500M 越えのExit。

Tom による Salesforce の分析。勉強になります。IPO の時点で $11k & 8,000 customers というのは分かりやすい基準になりそうですし、revenue の構成 (SMB / mid / enterprise) の構成も勉強になります。あとは1年目の時点で Revenue の 400%以上、2年目で100%ちょっと越え、3年目の時点で 75% で、それ以降は50%ぐらいを revenue を Sales & Marketing に使っていた、というのは面白いなと。

Feld のスケジュール管理法。おお、Feldのスケジュール帳…。これは死ぬ。いかにミーティングの時間を小さくするか、というのは確かに重要ですね。なぜ人は1時間の枠を取りたがるのか。あとFledも「歩きながらミーティング」をしてるみたいで大変共感です。あれ、ディスカッションにとても良い会議方法だと思うので流行らせたいです。しかも 15, 30, 45, 60分の歩きコースを用意しているとはさすがすぎます。

KPCB が Social+Capital Partnership (元 Facebook の exec が立てたVC) を買収しようとしたとのこと。これは VC の acqui-hire にあたり、 acuire-hire も VC の中で流行ってくるんですかね。

アドバイザーに equity を渡さないほうがいい、というのをベースに、名声などを目的にして例外で equity を渡す場合は、Vesting をする、0.25 か 0.5% にする、Agreement を結ぶ、12-month cliff などの条件を付けるなどをするべき、とのこと。で、ダメだったら firing する、と。

Marketing の際の demand generation と demand capture を概念として分けましょう、という記事。demand capture はすでにマーケットに需要があるときにSEOやadを行うことで、demand generation はそもそもマーケットに需要がない(=マーケットがない)ときにいわゆるグロースハックを行うこと、と分別して、それぞれ分別して理解する、というのは確かに良い考え方かも。

いつも大変お世話になっております。アプリのトレンドレポート。

TechStars が $150M のファンドを raise。2009年に始めたころが $5M, 2011 年の2回目が 25M と来て、今回もさらに 5 倍に。

Buffer がなぜあんなに透明性に拘っているのか。5ドル稼ぐ夢から始まって、1,000ドル、というように tiny dream に従って動いていった結果でしかなくて、そういう目的があったわけではないと。そういうのを正直に喋るところも素敵ですね。

Written by

The University of Tokyo, Ex-Microsoft, Visual Studio; “Nur das Leben ist glücklich, welches auf die Annehmlichkeiten der Welt verzichten kann.” — Wittgenstein

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