アクセラレーターとエンジェル投資家と、どっちから投資を受けたほうが Series A に達成しやすかったかというのを 2010–2013 年で調査。アクセラレータとインキュベータは 96 社(卒業スタートアップは 2,012 社)、エンジェルは 3,462 人(投資数は 1,923 社)で、アクセラレータは卒業生のうちの 13.1% が、エンジェル投資を受けたほうが 23.6% が Series A に達成した、とのことで、エンジェル投資家の勝ちのようです。で、エンジェル投資を受けてアクセラレーターも出てるほうが 5% ほど投資確率が上がる模様。

確かに有名なエンジェルに投資受けてるところのほうが調達においては目立つなぁという印象はあります。アクセラレーター出た後にエンジェル投資されるケースも多々ありますし、エンジェル投資の有無のほうが良いシグナルかもしれませんね。

YC の The Macro から。一年以下の資金しか持たないスタートアップへのアドバイス。特に資金が3ヶ月以下になってきたときの、シャットダウンに向けた動きのリストは勉強になります。投資家やアドバイザーにアドバイスを貰いに行くというところ。難しいのは敗北を認めること。しかしやはり root cause は人の採用しすぎですよね、と。

同じく The Macro から MVP の解説。MVP はプロセスである、として、最もリスクの高い前提は何か、というのと、そのリスクを検証するための最小の実験は何かを考えること。

Wizard of Oz アプローチについてと Kevin の「リソースをどう割り当てるか」の話。Kevin はとにかく成長のためのプライオリティをつけて、特に churn と conversion rate に気をつけながら、どの機能がないと顧客を失うかを考える、という点。結構後者の「何を作らないと顧客を失うか」の部分は創業者にとって意外な気づきを与えてくれるとか(大抵の顧客からの機能の要望は、ないからといって顧客流出にはつながらないそうで)。あと共通のミスとしては、時間のかかる機能を作ってしまうところ。機会損失の発生に目を向けられなくなってしまっているとのこと。

Hello, Startup を書いている著者によるスタートアップのチェックリスト。160 以上も項目がある割に、中を見てみるとざっくりとしてますが、確かにチェックリストとして有用かも。

UCLA もアクセラレータープログラムを開始。 Anderson Venture Accelerator program だそうで、MBA のものの模様。

Series A に成功するにはどうすればよいのか、というと、統計的には「大きなシードマネーを調達しろ」とのこと。そのお金で十分なトラクションを得られるまで Series A の調達しない、という選択ができる、ということのようで。でもデータ見ると確かに $1k — $200k のシードマネーしかないところは 3.8% しか次のラウンドに行けず、$2M — $5M だと 46.3% 次のラウンドに行ける見るとなかなか。

Mindset Inequality。なぜ貧しい家庭から成功する起業家が出てこないのかについて。そこそこ貧しい家庭だけれど、そこそこ良い大学に行けた人などはかなり共感できる内容ではないでしょうか。私には割とダメージがありました。

ここに書かれてる通り、親子での会話があるとかそういうレベルで違いますし、起業するにあたっても、家族や友人の援助を得られるのか、良い議論の仕方を学んでいるのか、自信のなさに打ち勝てるのか、リソースの管理ができるのか、良い職を得られるメリットを蹴ってまで起業するのか、等々。

頭の良い人達やエリートは、普通の仕事の成功率を上げるような仕事だけではなく、失敗する確率は高いけど大きなインパクトを与えられるような仕事を、その頭の良さで失敗率を少しでも良くするような頭の使い方をして欲しいなと思いました。

Written by

The University of Tokyo, Ex-Microsoft, Visual Studio; “Nur das Leben ist glücklich, welches auf die Annehmlichkeiten der Welt verzichten kann.” — Wittgenstein

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