Jan. 21, GV の「不安のパーティー」

GV (元 Google Ventures) の Design Team 内部で行われているというフィードバック会の Anxiety Party という手法について。

普通のピアレビューみたいなフィードバックはやっていたものの、普段そう近くで働いてるわけじゃないのでフォードバックしようにもできない、ので、ピアレビューじゃなくて、
1.個々人でパフォーマンス上の不安を紙に書き出す
2.シビアさでランク付する
3.それぞれの不安を大きな声で言う
4.その不安が他の同僚にとってどれぐらい問題なのかを 0–5 でランク付けしてもらう(5 が向上させるべきところ)
という構造的な時間を半年に一回取るようにしたら GV ではうまくいった、とのこと。

たとえば筆者の Daniel Burka はネットワーキングやカンファレンスに重きを置きすぎてて、それはチームを苛つかせてたことが分かった、とか。

さすが Design Sprint の Jake たちというか、GV はこういうの好きでいいなぁとシンパシーを感じます。VC 側がイノベーティブなスタートアップを支援するなら、VC 側はよりイノベーティブじゃないとダメだと思うのでなおさらです。

昨日も話題に上げた Josh Elman の最新記事。グロースとは TechCrunch などに掲載されることじゃなくて、人々が興奮して話し始めるプロダクトを作ることであり、そのためにはユーザーの課題を知って、それが解決できるということを知って貰う方法を知って、採用してもらって、リテンションしてもらうか、という方法論の詳細。課題の把握の難しさたるや。Twitter も最初は「世界で起こっていることを知りたいと思おている人」向けだったのが「世界で何が起こってるかを言いたい人とリアルタイムで繋がり続けたい人」向けに変わっていったのですね。

Corp Dev の言語の翻訳。買収側の言葉の軽さ。でもプロダクトチームからの問い合わせは面白くなることが多いので良いよね!とのことです。

ソリューションは horizontal に行くべきか vertical に行くべきか。今の日本は vertical が盛り上がってますけど、投資家の目線は TAM なので horizontal のほうがいいんじゃない(少なくとも vertical to horizontal のストーリーは必要)、という示唆。

VC のトレンド 2016。どちらかというと VC 業界や LP との絡みのトレンドです。新規のファンドを組成したところが重要になってきている、というのと、アーリーステージはやはり投資家とスタートアップの近接性が非常に重要であるという点、そして有名な GP に LP がついてきてて LP も透明性を出し始めてきている、というのが面白いところでしょうか。近接性の例外としては Point Nine と USV。しかし国際間での投資リターンが 1995–1999 は 5% だったのが、2010 年では 50% というのは凄いですね。

Point Nine で何をやっるかの記事。スタートアップの創業者たちと Basecamp やメールで情報共有して、定期的な連絡を取り、ソーシャル上で活動してマンスリーニュースレターを書き、US で過ごし、オンラインとオフラインのツールやイベントを使いながらコミュニケーションしながら、VC としての OKR をちゃんと追っている、とかさすがのオペレーション。500 Startups の EU 版というところでしょうか。しかし最近 EU の SaaS スタートアップが勢いづいてる印象があるので、ベルリン行ってみたいなぁ。

Point Nine がどういうクラウドソリューションを使っているのか。日本の VC はあまりクラウドソリューション使わないと聞きますが、2014 年段階でこういうの使ってたんですね。Zendek, Basecamp, mention, MailChimp, Contactually などなど。自由に VC できるならまず自社の IT インフラ整えたいですねぇ、と話してました。

学生主導の Dorm Room Fund が 100 個めの投資を完了したとのこと。Lily も DRF だったとは。スタートアップにつながらいかもしれませんが、学生が学生とうまくコラボできる活動はいいですよね。

久々に上がってきてたので。共有した記憶がありますが、散歩の重要性について。クリエイティブになれて、10 分の散歩が 2 時間心地よくさせて、思考を助け、会議もできて、健康にも良い。散歩最高です。

Sam による YC への入り方ガイド。YC の前に他のアクセラレータやプリアクセラレータに入ってから来ようとする人が多いけど、そんなことせずに直接来いと。YC に入るのに早すぎることはないのでいつでもウェルカムだし、むしろ他のアクセラレータを経由してると入るの難しくなりますよ、とのことです。

あとアクセラレータに入るときは実績や同窓生の質、そして同窓生で助け合いの文化があるかどうかをちゃんと見ましょうと。これは確かに思うところが多々ありますね…。その辺の文化を作った Jessica さすが、というところでしょうか。

KPCB がどうやってアーリーステージのピッチ受けているかの流れを解説してます。良い記事ですね。Why や Why now の重要性を強調してます。

Written by

The University of Tokyo, Ex-Microsoft, Visual Studio; “Nur das Leben ist glücklich, welches auf die Annehmlichkeiten der Welt verzichten kann.” — Wittgenstein

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