「人は時間が足りないんじゃなくて注意が足りないんだ」という Basecamp の Jason Fried。私がこの前雑談で N さんに話してたのと同じでかなり共感です。

時間はあるんですよね。ただ注意資源というか、別の仕事に回す気力やスイッチングするための資源がない。先日の幸福に関する本や認知的資源(自我消耗等)の議論とも似通
うところですし、最近かなり実感しているところです。

マルチタスクとか本当にしたくないです&今日も進捗が芳しくなくてつらいです。

Facebook の Julie による、マイクロソフトのインターン時代に得た「Good Design」とは、それを見せた時の聴衆の反応が「おお、これこれ」と、予めソリューションがわかりきっていたようなもののことである、とのこと。ただしそれを見せられるまでは、まったく明らかではない、というような。スタートアップのソリューション自体にも同じようなことが言えるかもしれませんね。そして最も明快なデザインとは invisible であること。とのこと。

今週紹介した Fred の記事や First Round の記事、Randy の記事をベースに、シリコンバレーではグロースよりもコストカットを、という雰囲気にゆっくりとなってきているという Bloomberg のレポート。実際 Evernote や Tango、Jawbone のレイオフの話も。Reid Hoffman によれば、こうしたレイオフは戦略のシフトを伝えることになり、今は間違ったところにいるから何かを変えなきゃいけないと知らしめるものだ、ということに繋がるそうです。日本でも早晩、ってところかもしれませんが、こうしたレイオフが始まりだら、スタートアップの中にいた良い人材がまたスタートアップするので悪い話ばかりではないかもしれません。

VC に STEM の学位は必要か?というと、MIDAS リストを見ていくとそうでもない、というアンサー。100 人の中で 62% が STEM degree 持ちで、それ以外はノンテクのバックグラウンドとのこと。

Amplitude が従業員向けの equity について扱い方を変えたという報告記事。多くの企業が採用している 90 日制限は IRS の税金の上の問題でしかないので、まずエクササイズの期間を 90 日から 10 年間に延長。さらに equity の配分についての詳細の説明を追加するとのこと。他のところでもこうした動きがあるので、もっと広がってほしいなと思います。

YC の Michael Seibel から、共同創業者の株の分割について。いろいろ理由をつけて徐々に不平等になってきているとのこと。YC で言っていることは、平等か平等に近い形でスプリットせよ、とのことだそうです。投資家にとっても、配分の仕方で共同創業者の関係性が分かるので注意したほうがよいかもですね。

創業者と、「ノー」と言われることへの恐れについて、Sam Altman からアドバイス。できない理由を探そうとしてしまうのが悪かったり、初回の創業者は自信がなくて、相手にノーと言わせるチャンスすら与えない、というのはなるほどなと。「時々はイエスと言ってくれるさ」ぐらいの気持ちで話してみたり、「自分は正しいことをしていると信じてるのだから」と思うことが大事だ、という話でした。

Mobile Growth Stack 2015。モバイルアプリのグロースでどういう活動ができるのか、一覧するときに便利です。あとやはりretentionが重要という指摘。US だとプリペイドの形態は 7–8 ヶ月に一回買い替えられるので、「再インストール」してもらうようにも働きかけなきゃいけないというのは面白いなと。

WeChat 周辺のサービスの広がりについてのまとめ。メッセージングアプリの応用範囲の広さと、それがすでに中国で vertical integration されているところは、噂には聞いてましたが驚きますね。

Medium のテクノロジスタック。サービスをスケールする構成の参考に。

Full Stack Marketer の提唱。以下の5つの段階を設定し、すべてできるのがフルスタックマーケターだという話。
1.優れたプロダクト
2.early advocate
3.戦術のポートフォリオ
4.自動化
5.スケール
スキルの整理としてはいいかも。3, 4 は学べばなんとかなりそうですが、1, 2 ができる人は少ないなぁと実感として感じます。スケールの組織化あたりも別スキルで難しそうです。

CS183C。Linkedin CEO の Jeff Weiner の回。2008 年に来てやったのは聞いて回ってミッションとビジョンとバリュー、そして測定可能な目標を決めること。ミッションなどの共通言語が改めて必要だった、という話。さらに文化。文化は今ある姿を定義するのではなく、どうあるべきかを定義する。バリューはオペレーションの原則となり、日常の意思決定の基礎となる。このあたりが、スケールする段階になると、沢山の人が入ってくるので改めて必要になるという話でした。あとはコーチング。問題を解決できるようにこちするのと、その人が問題を解決できるコーチングができるようにコーチするのと、その両方がスケールしてきたら必要になると。あとは仕事の定義付けや compassionate management についてなど。

Jeff にとってのコーチ兼メンターは Fred Kofman。やっぱり経営者にもメンターが必要なのだなと。

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The University of Tokyo, Ex-Microsoft, Visual Studio; “Nur das Leben ist glücklich, welches auf die Annehmlichkeiten der Welt verzichten kann.” — Wittgenstein

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